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ウイスキー・ソーダ
ウイスキー・ソーダ(Whiskey and Soda , Whisky and Soda)は、ウイスキーベースのカクテルであり、冷たいタイプのロングドリンクに分類される。
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ゴッドファーザー(Godfather)
ゴッドファーザー(Godfather)とは、ウイスキーベースのアマレットのアーモンド風味の香りと甘味、ウイスキーの濃厚さが特徴的なカクテルである。なお、ベースに使用するウイスキーの種類は、特に決められていない。
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マンハッタン(Manhattan)
マンハッタン(Manhattan)とは、ウイスキーベースのカクテルの一種である。通称カクテルの女王と呼ばれる。
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ロブ・ロイ (Rob Roy)
18世紀スコットランドの義賊"赤毛のロバート"ことロバート・ロイ・マグレガーの通称ロブ・ロイに由来する。カクテルの創作者はロンドンの高級ホテル「ザ・サボイ」のバーテンダー、ハリー・クラウドッグ。別名「スコッチ・マンハッタン」「パーフェクト・マンハッタン」。 |
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ジン・トニック (Gin and Tonic)
熱帯植民地に働くイギリス人達の健康飲料としてトニックウォーターが飲まれていたが、それをジンと混ぜたところ大変好評で、第二次世界大戦後に世界中に広まった。現在のスタンダードカクテルの一つ。
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トム・コリンズ
蒸留酒にレモンジュースと砂糖などの甘味料を加え、炭酸水で割ったカクテル。フィズより甘く、量はとても多い。サワーよりも酸味は少ない。トム・コリンズなどが、このスタイルのカクテル。
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カイピリーニャ(Caipirinha)
カイピリーニャはブラジル伝統のカクテル。ポルトガル語で「田舎者」という意味(よく見かける「お嬢さん」という意はほぼない)。現在はヨーロッパ、アメリカなどでも非常に人気となっている。材料のカシャッサはピンガとも呼ばれるブラジル特産のスピリッツで、さとうきびを蒸留させて作るのでラムの一種と言えるが、さとうきびの絞り汁を加水せずに直接発酵、蒸溜させて作られているので風味が非常に豊かで酒質は全般にラムよりも重厚である。カシャッサの代わりにウォッカを使ったカクテルは、現在カイピロスカ(caipiroska)と呼ばれる(昔はカイピヴォッカと呼んでいた)。またブラジルでは日本酒を使うサケピリーニャ(カイピサケなどとも)や、ラム酒を使うなどバリエーションが増えている。
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カミカゼ (Kami - Kaze)
発祥地はアメリカであると言われ、その味の切れの鋭さから太平洋戦争における日本海軍の神風特攻隊を彷彿とさせたからであると言われている。また、米軍占領時代に日本の横須賀基地で作られたものが初めてとする説もある。
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スクリュー・ドライバー (screw driver)
その昔、イランで働いていたアメリカ人作業員が、のどの渇きを癒すために即席のカクテルを作った。この作業員がそのときステアするために使用したものが、工具のスクリュー・ドライバー(ねじ回し)だったことからこの名前が付いた。
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ソルティ・ドッグ (Salty Dog)
1940年代にイギリスで生まれたカクテル。「ソルティ・ドッグ」とは「甲板員」を意味するイギリスのスラングで、甲板員が甲板の上で汗だらけ塩だらけになって働く様子から来ている。元々はウォッカではなくジンベースで、ライム・ジュースを入れる「ソルティ・ドッグ・コリンズ」というカクテルだった。本格的に流行したのは1960年代のアメリカから。しかし、同じ英語圏でも、オーストラリアなどでは「ソルティ・ドッグ」という名前ではあまり知られておらず、バーなどで頼むと「塩づけの犬肉」を注文されたと怪訝な顔をされるので注意が必要である
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ピニャ・コラーダ(スペイン語: Pina Colada)
ラムをベースに、パイナップルジュースとココナッツミルクを砕いた氷と一緒にシェイクして作るロングドリンク。黄白色で甘みが強い。
Pina Coladaは、スペイン語で「うらごししたパイナップル」の意味。材料として、パイナップルの果肉をよくすりつぶし、裏漉ししたジュースを材料とすることに由来する。
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アレクサンダー (Alexander)
1863年の、イギリス皇太子エドワード(後のエドワード7世)とデンマークのアレクサンドラ王女の結婚式、あるいは1901年のエドワード7世の戴冠式の際に献上されたカクテルと言われており、最初は王女の名にちなみ、「アレクサンドラ」と呼ばれていたがいつの間にか「アレクサンダー」という男名前に変化したとされている。その他にもマケドニアのアレクサンダー大王、文豪の大デュマあるいは小デュマに基づくなど諸説があるがいずれも真偽ははっきりしていない。
ちなみにフランスではアレクサンドラ (Alexandra) の名称のほうが一般的。
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ブラッディ・マリー (Bloody Mary)
16世紀のイングランド女王、メアリー1世の異名に由来するといわれている。メアリーは即位後300人にも及ぶプロテスタントを処刑したことから、「血まみれメアリー」(Bloody Mary) と呼ばれ恐れられていた。
ただし異説として、禁酒時代に飲まれていたといわれるブラッディ・サム(こちらはジンベース、他は同じ)に対して名付けられたとも、また、たちの悪いジョークで女性に対して「Are you Mary?」(隠語で「おまえは生理か?」)ということからの連想ともいわれるが、これらも悪名高い「血まみれのメアリー」を下敷きにしたものであることに変わりはない
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ジン・フィズ (Gin Fizz)
ジン・フィズは、1888年、ニューオーリンズのヘンリー・ラモスが初めて作ったとされている。フィズ (fizz) とは、ソーダ水の泡のはじける「シャーッ」という音を表す擬音語である。スピリッツやリキュールに甘味(砂糖)、酸味(レモンなど)を加えてシェークし、ソーダ水で割った飲物を「フィズ」と言い、ウイスキー・フィズ、ブランデー・フィズ、カカオ・フィズ、バイオレット・フィズなどがある。
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ギブソン (Gibson)
アメリカのイラストレーターチャールズ・タナ・ギブソン(Charles Dana Gibson)の名が由来とする説が強いとされる。もともと酒に弱かった彼がパーティーの会場でカクテル・グラスに水を入れさせ、そこにカクテルオニオンを飾ってあたかも酒を飲んでいるように見せかけたという逸話がある。
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ピンク・レディー
発祥の地はイギリスである。1912年にイギリスで上演されていた同名の舞台にちなんでおり、主演女優のヘーゼル・ドーンに対して打ち上げパーティの席上で捧げられたのが最初である。
なお、日本のアイドルデュオ・ピンク・レディーの名前は、このカクテルからとったものである。
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ブルームーン(Bluemoon、Blue Moon)
、ジンベースのカクテル。ドライ・ジン、レモンジュース、クレーム・イヴェット(後にクレーム・ド・バイオレットで代替)からなるカクテルである
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ホワイト・レディ (White Lady)
このカクテルが、いつどこで誕生したかということには諸説ある。
作者はシローズ・クラブ (Ciro's Club) のハリー・マッケンホルン(Harry MacElhone 、1919年、ロンドン)。当初はペパーミント・リキュールをベースとしていた [2] 。 しかし、パリのハリーズ・ニューヨーク・バー (Harry's New York Bar) に移りジンベースに変えた。なお、ジンベースに変更されたのは、1925年のこととされる [2] 。
また、サボイ・ホテル (Savoy Hotel) にあるアメリカン・バー (the American Bar) によると、ハリー・クラドック (Harry Craddock) が1920年代に作ったとされている。
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マティーニ (Martini)
諸説あるが、以下などが有力とされている。
1910年代にニューヨークのニッカボッカー・ホテル(en)にいたマルティーニという名のバーテンダーが考案したことから(しかし現在のものとはレシピが異なる)
マティーニの原型となったカクテルで使用されていたベルモットが、イタリアのマルティーニ・エ・ロッシ社製であったことから。
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ブラック・ルシアン (Black russian)
冷たいタイプのロングドリンクに分類される、ウォッカをベースとしたコーヒー風味のカクテルである。
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カルーア・ミルク (Kahlua and Milk)
コーヒー・リキュールのカルーアを牛乳で割ったカクテルのことである。このカクテルは、冷たいタイプのロングドリンク(ロングカクテル)に分類される。牛乳の量が比較的少なくとも口当たりがコーヒー牛乳のように柔らかく飲みやすいが、アルコール度数は決して低くない。当然ながら牛乳の量を増やせばアルコール度数は低くなり、そして甘くなくなるので、好みの分量を見つけると良い。なお、コーヒー・リキュールはカルーア以外にも存在するが、カルーアを使わなかった場合は、カルーア・ミルクと言わない。
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